料理を作るおもしろさ。海外研修で触れた本質。
株式会社志 総料理長:小森二郎
1979年生まれ。多様なレストランでの料理経験を経て、2010年入社
現在では、洋食料理開発はもちろんの事、カフェ料理の開発や、
料理人教育・複数店舗の管理業務の指導等、多岐にわたり活躍中
本気で仕事をやりたいと想った。
入社のきっかけは?
きっかけは社長との出逢いでした。高校の同級生だったのですが、卒業して13年、偶然が重なり、再開をしました。その後何度か顔を合わせていたのですが、その度に「こんな会社にしたいんだよね。」とかキラキラ話しをしていて・・ちょうど話している時が転職を考えている時で、声をかけてくれたところからなのですが、話しているうちにどんどん俺の人生のことまで真剣に考えてくれるっているのがわかったんですよね。仕事に対しての熱い想いをたくさん知って、用意されていたレールを行くよりも30代で全てを賭けてやってみようって自分も覚悟を決めました。
モノマネじゃない、本物。
2018年、会社で最も貢献し成長した社員に与えられるアカデミー賞にノミネート。海外研修への切符を手に入れ、渡伊。
最近印象に残った出来事は?
イタリアへ、海外研修に行かせていただいたことです。研修の話が来たときは、とても驚きました。目の前のことを全力でやっていると、
誰かが絶対見ていてくれるんだなって思いました。海外では本当にたくさんのことを学びました。自分たち料理人はやっぱり本場に「憧れ」を持っています。でも憧れの土地には完璧なレシピも料理本も存在しない。これってありなの!?とびっくりするような作り方でも「こういう味にしたいんだ」という料理人の気持ちが味を造っていました。誰かに聞いたり料理本を見るだけじゃない、モノマネじゃなく「本物」を感じれた体験です。僕が言うのも何ですが、会社から頂くリフレッシュ休暇や賞与の支給は、日頃の感謝の印であると同時に、期待を込めた投資だと思っています。この学びは行く先々で活きてくる自分の財産です。
今後の目標は?
今は海外研修制度を形にすると同時に、社外研修も作って行きたいなと思っています。まずは料理長という立場に甘えず、自分が勉強させてもらっています。他の会社を見るとまだまだだって凹んで帰ることもあります。マルチブランドな会社だからこそ、本格的に学べないんじゃないかって若い料理人が不安になるのは嫌だし、意欲のある人間がどんどん学べる環境を作りたいと思っています。